「to be YOU to be ME 」@新宿THEATER BRATS 5月27日ソワレ
大学生6人+隣人が織りなすシチュエーションコメディ。雰囲気の良いスタジオに作られた小劇場、登場するのは男性若手俳優だけ7人、ストレートプレイで話しは観やすくておもしろい!若手俳優のオタクからしたら羨ましすぎるくらい、わたしにとっては理想的な演劇だった。推しが出てたら喜んで全通するやつ!
「昆虫戦士コンチュウジャー 〜ただの再演じゃ終わらない、そうだろみんな!?〜」2017年5月13日マチネ@あうるすぽっと
初あうるすぽっと。座席数300くらいって聞いてたからこじんまりした劇場かと思ったら、ゆったりと座席が作られた広い劇場だった。ロビーも無駄に広い!公共の施設だとこういう贅沢な作り方できるよなぁ。通路より後ろのセンターに座れたせいか観やすかったし、こういう施設もっと積極的に使えばいいのに。
ぼくらが非情の大河をくだる時-新宿薔薇戦争- 3月16日〜20日本多劇場Aチーム
「あんさんぶるスターズ On Stage Take your marks!」2017年1月11日マチネ
演劇を見たいわたしとキャラクターに会いたいわたしが存在して、相反する感情が渦巻いている。
演劇としては、この内容でよく2時間半保たせたなぁと。もともとあんスタ自体が好きなわたしとしては、メインストーリー4章、5章の芸能界や大人になることへの闇に目を向けた物語はとても好きだった(日日日先生作品の特徴なのか、若干モノローグが諄いと感じるけれど。)あんスタという作品の根幹にいる「転校生」という存在をストーリーから概念ごと削除しているのでそのまま上演出来るとは思わないが、起承転結で作られたもともとのストーリーがあるのだからそれなりの物語にはなるはずだと思う。
もちろん良い場面はたくさんある。特にスバルが北斗を呼び止めるために言葉を荒げる場面はとても好きだし、ステでも小澤廉くんと山本一慶の熱演が涙を誘っていた。しかし原作場面の再現があれば良いわけではない。どんなに良い芝居をしても物語を「起」「承」までしか上演せずに舞台の幕が閉じてしまっては舞台演劇として成り立っているとは思えない。せっかく良い場面だったのに、その芝居はこの演劇の中で何の意味もないものになってしまうように思えて残念だった。
メインストーリーの内容はほぼ1幕で終わってしまって、2幕はオリジナル(というほど練られていない)シーンと不自然に入れられたライブシーン。防音練習室で旧トリスタメンバーが入ったユニットの練習が行われて、正規メンバーが旧トリスタに「見学してろ」と言ってからのライブという流れが2度もあって流石に芸がなさ過ぎると思った。だいたい、ライブ練習に向かってどういうスタンスでどんな顔してうちわやサイリウムを振ればいいのだろう…
なまじ集客が見込めるせいで、舞台化する際に必須であるはずの物語世界の「再構築」という作業をおざなりにしているように思えた。残念。
キャラクターに関しては、初演組は安定していたし、今回はユニット単位で出演しているのでそれぞれの個性が色濃く出ていて良かった。
流星隊は前説からわちゃわちゃ感が楽しい。ストーリーに絡むようで全く関係のない立ち位置なのでとっても能天気。5人とも自由に動けるキャラクターのせいで色々なとこでごちゃごちゃやっているのも賑やか。これでそれぞれが慣れてきてもっと自由に動くようになったら騒がしいだろうなぁと今後が楽しみになった。今回1番のびのび演じていたのは仙石忍役の深澤大河くん。特に翠くんを励ましたり端でこそこそ動いているのが可愛かった。
fineは顔面偏差値が高い。特に英智役の前山くんは登場シーンだけで皇帝陛下だ…と分かるオーラがあった。綺麗なお顔で優しく微笑んで立ち姿も美しい。声は澄んでいて綺麗。何よりその無邪気さと滲む毒々しさ。正直今までゲームの立ち絵だけではここまで英智さまの魅力を感じ取ることはできなかった。fineの中でも群を抜いているこの天祥院英智に対抗できるのは、やはり小澤廉が演じる明星スバルだけかもしれない。
我らが赤澤遼太郎演じる大神晃牙。初演はかなり贔屓目で見ても褒めきれない演技だったけれど、さすが成長目覚ましい。とくに遊木真に嬉しそうに声をかける姿は晃牙くんの可愛さが爆発していた。ゲームの晃牙くんは喧嘩っ早さと内に秘める優しさという印象が強いけれど、赤澤遼太郎の晃牙くんはひたすら素直でかなりお馬鹿な仔犬といったところ。
前作に引き続き山中兄弟のひなたゆうたや樋口裕太くん演じる神崎も、ゲームの印象と少しくらい外れても、それ以上のキャラクターの魅力を生み出していた。2次元のキャラクターが3次元に、張りぼてではなくきちんと肉を持って立ち上がった感じがしてわたしは好きだ。
回数を重ねるごとに、役者の作るキャラクターは魅力を増す。その魅力を、物語の中で存分に堪能させて欲しい。ストーリーをライブのおまけにしないで、彼らの生き様を見届けさせて欲しい。
好きだから、わたしはまだ少しだけ次回作に期待と希望を持って待っていようと思います。
2016年12月15日マチネ「パタリロ!」紀伊國屋ホール
開演前客席に流れる昭和の代表的な音楽。回るミラーボールにカラフルな照明。わたしは昭和の時代を知らないが、チカチカと明るく浮き足立った雰囲気が普段は重厚な紀伊國屋ホールに広がっている違和感。幕が開いて連れていかれたのは古き良きなんでもありな昭和世界だった。平成の観客に向けた昭和を生きたキャラクターからの発言に何が始まってしまうのかすでに付いていけないまま始まったM1は、まさかの「花とゆめ」「白泉社」讃歌。ここはどこだ、とか、きっとそんなこと考えてはいけない舞台だったのだ!
加藤諒さん演じるパタリロは奇跡的な三頭身の潰れあんぱん。こんな人間本当に居たんだ…と不思議生物を見る感覚は、きっとそのままパタリロと出会った多くのキャラクターたちの感覚だ。
彼を囲むタマネギ部隊が可愛い。コミカルな動きに「タマタマ」という鳴き声(?)はしゃぐ姿に踊る姿。個を持たないゆるキャラのよう。メーキャップをオフした素顔は美少年のはずだが、美少年というよりおもしろお兄さんだった。注目は石田隼くん。1番小さくて1番よく動くタマネギ。ひし形の口がよく似合っていた。
いわゆるアンサンブルの魔夜メンズも無視されず、フューチャーした場面があるのは新鮮だった。彼らがありとあらゆる役になるおかげで舞台上はいつもガヤガヤしている。カーテンコールで出演者が並んだ時、これしかいなかったんだ…と驚いたほどの存在感で舞台を盛り上げていた。
印象的だったのは青木玄徳さん演じるバンコラン。細長い手脚に小さくて端正に整った顔、そして何より声と話し方がバンコランそのものだった。あの渋い声だからこそ、パタリロとのちょっとしたセリフのやり取りやマライヒにお熱な様子がおもしろい。佐奈宏紀くん演じるマライヒは可愛らしい顔立ちながらも全体的にやや大きい。ただ本当に見た目が綺麗な2人なので絡みシーンは絵になる。歌う2人を見ながら、わたしは昭和の時代に「花とゆめ」を開く女生徒になった気分だった。BLがジャンルとして確立する前。期待に胸を膨らませながら漫画誌を開き、バンコランとマライヒのキスシーンに今まで感じたことのない胸のときめきを覚える。劇場を埋めるのは、年代はばらばらでも、教室の隅でクックロビン音頭を踊っているようないつかの女生徒たちだった。
そのクックロビン音頭、いつ出るかいつ出るかと思っていたのだがなかなか登場しない。クックロビン音頭が入りそうな場面で流れるのは「ダンシングなまはげボーイ」。どの曲もなんだかクセになるのでプレイヤーを買っておけばよかった。そして物語のクライマックス、バンコランの窮地。物語にどっぷり浸かってハラハラしていたところに、パタリロがタマネギを率いて登場。「パパンがパン」え?!「だーれが殺した、クックロビン」ここで?!深刻な顔をしていたバンコランやマライヒまで踊り出す。パタリロとタマネギは客席に降りてきてしまう始末。私は思い出す。そうだ、この舞台では考えるなんて無意味だった…
技術を競いあうような2.5次元演劇で、小道具がちょいちょいハリボテなのがチープでかわいい。バンコランの目力はレーザーポインターを使った物理攻撃だった。ラストを飾る曲は2018年春に決まった新作公演の予告。前代未聞だ。この舞台、結局内容なんて無いに等しい。それでも劇場中で悪ふざけをするような楽しさが充満していた。私は2018年春までに「ポーの一族」と「ガラスの仮面」(ネタが多少わかるくらいには)を読んでおくことを誓って、昭和の世界を後にしたのだった。
「おそ松さん」on STAGE SIX MEN'S SHOW TIME 10月19日マチネ
短編のシチュエーションコメディが何編も並んだコント集のような見やすい作りで、とても楽しい舞台だった。公演始まってしばらくしても松ステで検索してもネタバレっぽいの踏まなかった理由は観劇して初めて分かった。内容は?と聞かれても答えられるような内容が無い…おそ松さんだからこそ、内容が無くても見ごたえは十分な楽しい作品になったのかな。
メディアミックスとして2.5次元舞台化する最近のトレンドなのだろう。背景、BGM、効果音などアニメの世界をそのまま持ってきている。しかしコントの作りはいたって舞台的で、そこが舞台としておもしろいポイントだったように思える。例えば暗転を使ったオチ、トト子ちゃんがグラスを割る音に合わせてひたすら出たり捌けたりするイヤミ。最初のコントと最後のコントが繋がって、2時間見たなという達成感と寂しさを感じさせる演出。見ている間は大笑いしているのに次の瞬間には忘れてしまうようなおそ松さんらしいくだらない話が続いて、最初の1時間でもうすでに笑い疲れてしまった。実写舞台なので日常系の話が多くなるかと思っていたが、大爆発オチや宇宙など破天荒さやナンセンスさは健在。エンディングは6子もF6が一緒に挨拶をして、舞台ならではの特別な世界に感動した。同時に世界はなんと残酷なんだ...とも思った。
2.5次元舞台は様々な場面に適用できるようにだだっ広い舞台を上下に分けただけというような作りも多い。その中で松ステはかなり凝った舞台美術だった。舞台上が簡素だと役者の演技力によってはただただ広くて白いステージ上にキャラクターがぽつんと置かれているような寂しい風景にもなってしまうが、松ステはそれを感じさせない。おそ松さんを象徴する松野家がステージ中央に存在し、片面は松野家の内装、片面は凡庸性の高い真っ白な壁。この真っ白な片面がすごい。プロジェクションマッピングによって様々な場面に対応する。使用されているのはアニメをそのまま持ってきたような背景だが、これが実写のキャラクターと絶妙にマッチしていたのは「おそ松さん」という作品だったからかもしれない。松野家は6子が大半の時間を過ごす部屋と居間。かなり小さめの作りで6人がぎゅっと詰まっている様子はそれだけで可愛かった。アニメ画面を見ているようなごちゃごちゃ感。衣装などキャラクターを作ることに重点を置く2.5次元舞台は多いけど、舞台セットも含め作りこんでくれると満足度は跳ね上がるなと感じた。
キャラクターはどの役者さんもアニメの声優さんの演技の癖や声質にできる限り似せてきていた。漫画原作なら声優さんの演技はキャラクター解釈の一つしでしかないけれど、アニメ原作だと声優さんの演技も含めてそのキャラクター。キャラクターのクオリティを上げる為に声まで似せる必要があるなんて俳優さんも大変だな…と妙な感心をしていた。
特に印象に残ったのは高崎翔太くん演じるおそ松(6子)。「お兄ちゃんびっくりだよ〜」などと自分のことを「お兄ちゃん」と自称するセリフが天下一品だった。うまく言えないけれど、お兄ちゃんという立場を利用して弟に甘えている感じ...ツッコミはチョロ松の全否定と対照的になんだかやんわりで、「長男だから弟たちに優しい」と「ただテキトーなだけ」の間を進むような絶妙な力加減だった。おそ松兄さん好きになってしまう。そして高崎くんの演技力はいつも多少のビジュアルの違いを凌駕してしまう…すごい…
わたしのキャラ推しは十四松なので気になっていた小澤廉くん。前回わたしが見たあんステの明星スバルをも超えるハイパー宇宙人な十四松。この言葉が褒め言葉になるのかわからないけれど、「違和感が無い」。成人男性で十四松演じられる人類存在した。MAXテンションで意味不明な動きを意味不明に行う。急にテンションを下げるところも「人間出してきた」ではなく「十四松」なまま。推しキャラにも関わらず十四松のことになると「十四松と概念」くらい迷宮入りしてしまうのだが、小澤くんの十四松も相変わらず迷宮入りで理解不能だ。語ろうと思っても分からないくらい十四松だった。そして顔が可愛い。アニメはブサ可愛くらいのイメージで見ていたので、ものすごく顔が可愛い。顔が、可愛い。顔が... ただアニメより性欲の強さがクローズアップされてた印象。十四松だけでなく6子はやたら「彼女欲しい」「やりたい」と言っていた。舞台の客層(20〜30代女子)を意識してかな?
今回も目当ては赤澤遼太郎くん。あざトッティー意識でいつもと声やしゃべり方が全く違い最初は驚いてしまった。動きもいちいち可愛いを意識していてあざとい。女の子もドジっ子も率先してやる。アニメのトド松は末弟ながらも(もっと意味不明な弟が多いので)一人の成人男性として兄たちと対等の立ち位置にいる印象だったが、赤澤くんのトド松はかなり愛され弟キャラだった。兄さんたちへ見せるドライモンスターぶりも兄たちに甘えている証拠という風に見える。赤澤トド松の兄たちは赤澤トド松がドライモンスターを発揮するたびに「お兄ちゃんはこんなにトド松を愛してるのに〜」と泣くのだろうなと思うような愛されっぷりだった。個人的に今まで「馬鹿」「犬」みたいな役を見ることが多かったので、また違った赤澤くんの演技を見られて良かった。もっと出来ないかと心配していたが、2.5ベテランな兄たちに十分食らいついていた。おそ松とトド松の会話劇は一生見てたいテンポの良さ、可愛さ、愛おしさ。
ビジュアルでは一番期待値が低かった(ごめんなさい)柏木祐介くんも、カラ松がそのまま飛び出してきたようだった。無視されても払いのけられても崩さないキメ顔、ポージング、短パンの圧倒的似合わなさ。観劇後しばらく連れが持っていたカラぬいが柏木くんにしか見えなかった...
客降りもライブシーンも、やたらめったらという感じではないのでちょうど良い。2部構成のライブ付き舞台に慣れているので芝居中にちょこちょこライブがあると慌ただしく感じるが、今回はペンライトが必要なライブが F6の登場とエンディングだけだったので芝居は落ち着いて見ていられた。F6登場シーンは分けわからないことを分けわからないまま押し切る強引さが、6子コントとはまた違っておもしろかった。
またやるなら今度は6子銭湯シーンも入れて欲しいです。F6カラ松はやたら脱いでたけど。
おわり。
インスピッ!!第四回公演『BGにつぐ!』9月7日・9日・11日16時
とても気持ちの良いコメディ作品だった。
主人公のショウゴが宝クジで100万円を当ててから、和気藹々に見えた劇団員の様子がおかしくなる。常に頭をよぎるのは「お金は人を変えてしまう」というオーナーの一言。ショーゴの視線で見る前半は、挙動不審な劇団員に不信感を募らせ、いつの間にかショウゴと一緒に劇団員を警戒し疑っていた。その怪しい雰囲気は2015年1月の『CHaCK-UP狙われた惑星』を思い出す。そういえばあの舞台も初日、ショーゴ役古谷大和くんにそっくりな天宮王成と一緒に仲間であるはずのCHaCK-UPを怖がっていたりしたな…
しかし物語中盤、座長の「俺は今1000万円持っている」というナレーションで舞台は一変する。いや、反転する。この場面転換時の機械音なBGMとそれに合わせた機械的な動きがかっこよくって楽しい。見えないはずの姿を魅せる、舞台らしくて単純に好きだぁ!と思った。反転した舞台上で同じ場面がもう一度繰り返される、今度は劇団員たちの視線で。挙動不審だった劇団員のその"ワケ"が明かされた時、必要以上に警戒し怖がるショウゴがかえって滑稽に見えた。同じ場面なのに見え方が違うだけでこんなに可笑しい。いつの間にかショウゴに感情移入して犯人探しをしてしまったことが、まんまと作・演出の亀田真二郎さんの術中にハマったようで悔しいくらいだ。ちょっとした台詞が伏線で、それが解けた時の気持ち良さ。シリアスなシーンが突然ぶち壊されることもおもしろい。
古谷大和くん演じるショウゴはあまりに人間的で、単純馬鹿過ぎるけど聖人君主でもなく、良い意味で分かりやすいキャラだった。日に日に激しくなる顔面崩壊。終いには怒っているのにどこか情けない動物のようで可笑しい。怯える古谷大和くんがその顔立ちからは想像できないほど可愛くなってしまうことを分かってる亀田真二郎さん絶対古谷大和のこと好きだろって100回くらい思った。小磯一斉さん演じる寅川さんは存在がギャグみたいなサトシくんに対して至って本気で対応しているのが可笑しい。サトシくんはすっごい真面目な顔しといて「ごめんなさい、聞いてませんでした。」とか言うせいで、後半台詞なく真面目な顔してるのも聞いてないんだろうな〜と立ってるだけで可笑しかった。弁護士の尾山さんとミーたんやっくんのバカップルは実際には見たことないけどこういう人たちめっちゃいそう!!!!と一周回って感動してた。座長は物語終盤になればなるほど鼻が真っ赤になっていくのが印象的だった。ショウゴは汗ダクで肩のあたりが黄ばんできてたし、そういうとこまで見えちゃうのも、小さい劇場ならではのリアリティーなのかなって思った。
コメディ作品を見ることも少なくないけれど、BGにつぐ!は今までにない戦略的な笑いで、観劇後気持ち良さと悔しさが押し寄せた。5億円の行方とか、少しだけ余白を残してくれるとこも好き。
毎公演後のチェキ会も本当にありがとうございましたって気持ちとお疲れさまでしたって気持ちと。サインをつけてくれる日も一人ずつ丁寧に対応していて公演時間分くらい時間かかってんじゃないかって思った。わたしの今の一推しはそういった機会にあまり恵まれないので、お行儀よくしてるからせめてお見送りだけでもしてくれればもっと頑張ってチケット買って通うよって蛇足。